Hudsonのセットアップ(Tomcatに配備して起動)

Hudsonのダウンロード

Hudsonのセットアップ(Windowsサービスとして起動) の「Hudsonのダウンロード」を参照してください。

Hudsonを配備する前に

HUDSON_HOMEの設定

HUDSON_HOMEの設定については、Hudsonのセットアップ(Windowsサービスとして起動) の「Hudsonを起動する前に」を参照してください。

UTF-8デコードの設定

URLをUTF-8でデコードするために、Tomcatの「conf\server.xml」内の「」に、「URIEncoding="UTF-8"」の設定を追記する必要があります。

例:
    <Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1" 
               connectionTimeout="20000" 
               redirectPort="8443" URIEncoding="UTF-8" />

注意: 上記は、HTTP用のConnectorに設定を追記した場合の例です。HTTPSやAJP1.3用のConnectorも使用している場合は、それらについても設定を追記する必要があります。また、追記後にTomcatを再起動する必要があります。

HudsonをTomcatに配備して起動

  • [配備]セクション内の[WARファイルの配備]にて、[ファイルを選択]を押します。


補足: この時点では、[ファイルを選択]の右側に「選択されていません」と表示されます。

  • 事前に取得しておいた「hudson.war」を選択して、[開く]を押します。

  • [選択されていません] が「hudson.war」になっていることを確認して、[配備]を押します。

  • 暫く待つと画面がリフレッシュされ、[アプリケーション]セクション内に「/hudson」が追加されます。

  • [Hudsonの管理]を押したときの画面に、「URLがUTF-8でデコードされていません。...」と表示されなければOKです。

OKの場合の画面例:


URIEncodingの設定に不備がある場合の画面例:


補足: 不備の原因としては、「conf\server.xml」の設定に誤記がある、Hudsonが必要とする「Connector」のうち一部だけに「URIEncoding="UTF-8"」が記述されている、設定後にTomcatを再起動していない、が考えられます。

おわりに

上記では、[Tomcat Manager]を使用した配備を紹介しましたが、より単純に次の手順でHudsonをTomcatに配備することもできます。

  1. 「hudson.war」をTomcatの「webapps」ディレクトリ直下にコピー
  2. Tomcatを再起動

しかし、この方法はTomcat全体の再起動が必要になってしまうので、Tomcatに他のサーブレットを配備している場合に不向きです。また、Hudsonは比較的頻繁に新しいバージョンがリリースされるので、バージョンアップのしやすさという観点で[Tomcat Manager]を使用した配備をお勧めします。