Hudsonのセットアップ(Windowsサービスとして起動)

Hudsonのダウンロード

Hudsonを起動する前に

Hudson環境は、デフォルトでユーザディレクトリ直下の %USERPROFILE%\.hudson (~/.hudson) に構築されますが、システム環境変数に HUDSON_HOME を設定して、Hudson環境の構築場所を指定しておく方が良いでしょう。
補足: ディレクトリ名は任意なので .hudson である必要はありません。

ただし、HudsonをWindowsサービスとして起動する場合は、システム環境変数に設定した HUDSON_HOME が使用されなくなるので、次のように一時的に環境変数 HUDSON_HOME を設定してからHudsonを起動しても構いません。

例:
> SET HUDSON_HOME=C:\Hudson\Home
> (後述のコマンドでHudsonを起動)

また、次のようにJavaシステムプロパティを用いて HUDSON_HOME を設定しても構いません。

例:
> java -DHUDSON_HOME=C:\Hudson\Home (後述の起動オプション)

Hudsonをコマンドシェルから起動

次のコマンドで簡単に起動できます。

> java -jar hudson.war

HUDSON_HOME を設定する場合は、次のコマンドで起動します。

例:
> java -DHUDSON_HOME=C:\Hudson\Home -jar hudson.war

注意: -DHUDSON_HOME=... は、-jar hudson.war より前に記述してください。


ブラウザを起動して、次のURLにアクセスするとHudsonのトップ画面が表示されます。

http://localhost:8080/

HudsonをWindowsサービスとして起動

  • Hudsonのトップ画面を開いた状態で次の操作をします。
    1. [Hudsonの管理] を選択
    2. [Windowsのサービスとしてインストール] を選択

  • [インストール先] にHudson環境を構築するディレクトリを入力して [インストール] を押します。


補足: [インストール先]には、この時点で有効な HUDSON_HOME の値が設定済みの状態になっています。
注意: HUDSON_HOME は、この時点までは使用されますが、Windowsサービスとして起動した後は使用されません。

  • [実行] を押すと、コマンドシェルから起動したHudsonが終了し、続けてWindowsサービスとしてHudsonが起動します。

  • Windowsサービスとして起動している最中は、次の画面が表示されます。起動後はHudsonのトップ画面が表示されます。

  • Windowsのサービス一覧を確認すると、"hudson"という名称でサービスが登録されていることが分かります。